120)ビジネス・自己啓発

2009/10/18

楽して成功できる非常識な勉強法


楽して成功できる 非常識な勉強法

Amazonで購入
書評/ビジネス

著者:川島和正
☆☆☆☆☆

本が好き!」から献本いただきました。

「楽して」という勉強法についての本は、本屋さんの棚によく並んでいる。私が惹きつけられたのは「非常識な」という部分だった。
しかし、書かれていたことは決して「楽」ではないし、「非常識」でもなかった。

要は、自分がかなえたい夢を書き出し、その夢の実現可能性を検証し、実際に実現可能なものから順に実現するために必要な情報を、本やインターネット、セミナーなどから得ていきなさいといったものだ。
特徴的な部分があるとすれば、「成功した人を探して、その人からできるだけの成功談を聴きなさい」といったもの。これって、「楽」?
私には決して「楽」なようには思えない。

自分のアレンジは一切加えてはならない、という部分は「非常識な」に合う部分かな。
自分のアレンジを加えると、かえって失敗しやすいというのだ。

よくある自己啓発本で、特に珍しいことも書いていない。
「楽」もできないし、「お金」もかかる勉強法が紹介されているだけだ。

田原総一郎氏が帯で大絶賛したとあるが、本当だろうか?

一番イヤになったのは、冒頭部分の「自分はこんなダメな環境にいたんだよ~」というアピールのしつこさだ。
この部分だけでも、本書を投げ出したくなった。
最後まで読んだだけでも、自分を褒めてあげたい。

あ、そういう意味でなら「非常識」ではある(笑)。

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2009/04/17

「シュガー社員」から会社を守れ!

「シュガー社員」から会社を守れ!
著者:田北百樹子
★★★☆☆

前著「シュガー社員が会社を溶かす」は読んでいないのだが、本書はなんだか面白そうな本がないかなぁとAmazonサイトを眺めているときにタイトル買いした本である。

まずは「シュガー社員」の定義。
1.自己防衛本能が高く、権利意識が強い。
2.世の中の出来事に疎く、仕事のヒントになるような本を読まない。
3.人に迷惑をかけても何とも思わない(自分が大事)
4.幼稚で攻撃的。
5.退職間際にゴタゴタと問題を起こす。

確かにこれは問題社員だな(苦笑)。
で、シュガー社員というのは、次のタイプにわかれるようだ。
1.ヘリ親依存型
2.俺リスペクト型
3.プリズンブレイク型
4.ワンルームキャパシティ型
5.私生活延長型

読んだだけで何となく「こんなヤツだな」とイメージできるものもあると思う。よくわからないなぁという方には、本書を読んでいただくとして、申し訳ないが説明は省略する。

本書の構成としては、まず採用の際に「シュガー社員」を見分ける方法から始まる。履歴書や職務経歴書で、こんな書き方をしていたなら要注意!という感じだ。
まず基本的なことだが、西暦と和暦が混在している人は、ちょっと几帳面さが欠けるかな、と。職歴がたくさんあり、職種もバラバラな人は、壁にぶつかるとすぐ逃げるタイプかな、と。

次に採用面接の際の見抜きかた。
具体性を持った質問に答えられない人は、物事を深く考えないタイプ。質問の回答が「過去の」自慢話ばかりだったりする人は、上記の「俺リスペクト型」に当てはまり、実務に就くと「なんで俺がこんな仕事やんなきゃいけないんだよ!」と切れちゃうタイプ。

さて、本当に怖いのは、隠れシュガー社員なのだ。
普通に働いていて有能な社員だったのが、何かのきっかけで「シュガー社員スイッチ」がONになってしまうタイプがいる。採用されてから、それなりの責任を持つ仕事を担った社員が、いきなりシュガー社員になっちゃったら、そりゃもう周りへの影響は計り知れない。

そこで、社員を「シュガー社員」へと変身させない方法が、いろいろと紹介されている。フォローがバッチリな本だ。

実例が豊富に載っており、読んでいて飽きない。約200頁の本だが、それほど時間を要せず読み終えることができた。
「自分はシュガー社員になっていないか?!」とひとつひとつ、これまでの仕事の仕方を振り返って、たまに反省し、たまにホッとしながら読み進めてみたところ、なんとか今までは大丈夫なようだ。これからも気をつけたい。

私自身が採用面接を行う側に回る可能性はほとんどないので、できるだけ人事担当者に読んでいただいて、新人の採用には気をつけていただきたいと思う。

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2009/04/15

職場の嫌いな人の取扱方法

職場の嫌いな人の取り扱い方法
著者:小林惠智
★★★★☆

よくある「職場のダメな人」とか「職場の困った人」とかという本は何冊か読んでいるが、本書は少し味が違った。
まず、自分の性格についてテストするのである。誰に対するにしても、こちら側のタイプごとに対応の仕方が異なるので、確かにこれは重要だ。自分のタイプを知ることで、相手への対応もわかってくる。

そうして、33タイプの困ったちゃんの取扱方法が紹介されている。
その困ったちゃんがまた読むごとに「あ、これ○○さんだ」「おぉ、これは△△くんだな」とかって、当てはまる人がすぐに頭に浮かんでくる。
それだけ困ったちゃんが周りにいるってこと?(苦笑)

困ったちゃんの行動分析が終わった後、最初にテストした自分のタイプごとの対応方法を見るわけである。
これがまた、納得がいくんだなぁ。
「あなたはこういうタイプだから、こんな人にはこう対応しましょう」という風に説明されているのだけれど、その「あなたはこういうタイプだから」が、すごくピッタリ。「そうそう、私ってこういうタイプなのよね~」なんて思ってしまう。(暗示にかかりやすいのかしら?)

表紙裏の紹介文を引用してみる。

*************

職場の人間関係のお悩みのみなさま、悩んでいる場合ではありません。
今、あなたに必要なことは、「我慢」や「忍耐」ではなく、「冷静な分析」と「的確な対策」なのです。
この対処法を身につけることで、より一層充実した職場環境を手に入れることができるでしょう。

*************

そう!悩んでいる場合ではないのですよ。
それこそ時間のムダ!
我慢なんてしている場合ではないのですよ。
それこそストレスの根源!
まずは自分の性格を分析し、相手への対応方法を的確に判断しましょう。

...なんていって、人間関係、そんなにうまくいくわけないですよねぇ。
ま、「いるよなぁ、こんなヤツ」なんて特定の人間を思い浮かべながら、心の中でその人を軽~くあしらっている自分を想像するだけでも、ちょっとはスカッとするんじゃないかな。
ちょっと、陰湿っぽいけど(苦笑)。

ちなみに私は「Dタイプ」。
「責任感が強い反面、融通の利かない頑固な一面も」だそうだ。
頑固だし、融通が利かないのもあってるな...。
このタイプのキーワードは、「プロフェッショナル」「冷静沈着」「模範的」「くそ真面目」「頑固」「オタクっぽい」。
これがあってるかどうかは、客観的に第三者に判断していただくしかないよね。

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2009/01/13

「朝」日記の奇跡

「朝」日記の奇跡
著者:佐藤伝
★★★☆☆

日記というのは、だいたい夜にその日起きたことを書くものである。それを、朝に書いてみようじゃないかというのが本書。
朝日記をつけるメリットは、次の通り。
昨日のことならそれほど記憶は劣化していないから、ほぼ正確に思い出して書くことができる。
しかも、負の感情もいったんリセットしてから書くことで、出来事と感情のバランスがとれた内容(感情的ではない冷静な内容)になる。
昨日のことはもちろん、今日の1日のスケジュールを確認することができる。
ランチもディナーも忙しいというビジネスパーソンには、朝がもっとも自由な時間である。
過去の貴重な経験や記憶を、今日に活かすことができる。
そんな感じである。

この本は、朝日記とともに、1年に1冊の日記ではなく、昨年の今日、一昨年の今日の情報にすぐにアクセスできるようにすべきだとも述べているのだ。
それにより、記念日であったり、取引先との会話だったりに役立てることができると。

ま、そんなに分厚い日記を携帯するわけにはいかないので、著者はエクセルの活用を勧める。ただ、私はこれはどうかなぁという気がしないでもない。PCは起動するのが面倒なのだ。思いついたときにすぐ見るということができない。やはり、何らかの工夫をして携帯可能な日記にしたいものだ。

夜型人間だった私は、見事に体調を崩し、生活リズムもメチャクチャになっている(苦笑)。
これを機に「朝型」にシフトしてみようかと思った。

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2008/12/22

話術!虎の穴

話術!虎の穴―現役アナウンサーが明かすトークのネタ帖
著者:三橋泰介
★★★☆☆

Amazonでタイトル買いした本。
レビューも5つ星ばかりだったので、期待していたのだが、何となく、星3つ...。

とてもわかりやすい文章で書かれていて、1時間くらいで読める。消化吸収が早くできる本だ。
具体的なトークのコツが紹介されていて「芸能人の○○さんが、こういった。これは、これはコレコレこういう意味で、だからこうなのだ」といった例がいくつも出てくる。テレビなどでなじみのある人を例えに説明しているので、興味深くもあるし、記憶にも残りやすい。

しかし、やはり何となく期待はずれなんだよなぁ...。理由は、よくわからないんだけど。
たぶん、目新しい情報が少なかったのかな。確かに書いてあることはわかりやすいし、なるほどと思うんだけど、そういうことは今まで読んだ本にも書いてあったことなんだよね。

ただ、トークとブログとの関係とか、アドリブの考え方などは、私にとっては新しい視点だった。
この手の本を読んだことのない方には、100%お勧めしたい本である。
この手の本を何冊か読んだ方にも、お勧めはできる。いくつかは新しい情報が得られるのではないかと思う。

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2008/12/19

情報は1冊のノートにまとめなさい

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
著者:奥野宣之
★★★☆☆

なんでもかんでも収集する癖のある私は、いざその情報を使おうというときに「あれ?どこに書いてあったんだっけ?」ということが少なくない。集めるだけ集めて、整理整頓ができていないので、アウトプットに使えないのだ。
そのため、情報整理やファイル管理といった本をみつけると、一応手に取ってみる。そして、多少なりとも興味を持ったものを購入。そうやって出逢ったのが本書である。

なんでもかんでも大学ノートにとにかく書き殴っていけというのが本書の主張。
そうすれば、どこにあるのかを探すのに多少手間がかかっても、必ずここにあることは確実なので、見つからないということは起こらないというのだ。
そして、書くことに躊躇しないため、使用するのは安価なノートにすべし、ということ。著者はA6版の大学ノートを薦めている。1冊100円程度。1冊のノートを2週間で使ってしまうとしても、月に200円程度のコストとなる。
そして、書くときには「整理整頓」ということを意識せず、とにかく時系列に思ったことをゴリゴリと書いていくのだ。

では、その書きためた情報を利用したいときにはどうするのか。
それは、PCのテキストファイルで索引簿を作ればよいという。1冊のノートが終わり次第、それほど細分化せずにいくつかのカテゴリにわけ、キーワードだけを抜き取った索引簿を作成しておく。必要な情報はそのテキストファイルで検索すれば、どこに情報が書いてあるのかがわかるということ。

そのほか、パスワード管理、スケジュール管理など、様々な用途が、この1冊でカバーできる方法が掲載されている。

とにかく書いていけ、そしてその場所は1カ所に限定すること。これには同感。
ただ、A6ノートにこだわる必要はないかな、と思う。
文章を書くことが面倒な人には合わない方法だろうが、特に文章を書くことに苦痛を感じない私には、この方法はぴったりかもしれない。しかし、私ならA5版のルーズリーフを使用する。1冊のノートを2~3週間で使い切ってしまうとすると、持ち歩ける情報が少なすぎるような気がするからだ。
男性は通常スーツにポケットがたくさんついているので、ポケットに入るサイズというのが重要事項になるのかもしれないが、女性の場合(というか私の場合)、手帳はバッグに入れて持ち歩くということが多いので、ポケットに入るサイズということのメリットはそれほど感じないのである。

書いてあることすべてに同感!というわけにはいかないが、今後の情報管理の方法として、参考になる情報が多く得られた1冊であった。
とにかく情報のある場所は1つにまとめろ!ということなのだ。

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2008/12/16

ここまで「気がきく人」

ここまで「気がきく人」―文句なしに凄い!
著者:山形琢也
★★☆☆☆

社会人としての気のきかせ方などについて述べられた本である。
具体的な事例がいくつも掲載されていて、わかりやすいとは思う。ただ、新しい発見というものはなかったように思うし、事例自体もなにやら気のきかせすぎというか、「そこまでやるか、普通?」といった感じで、個人的には受け入れがたいものがいくつかあった。ま、だからこそ「文句なしに凄い!」ということなんだろうけれど。

もちろん逆の「気のきかない人」の具体的事例も掲載されている。
この手の本を一冊も持っていないという方には、お勧めできるかもしれない。

社内の上司・同僚・部下に対して、また顧客に対して、取引先に対して、いろいろと気を遣わなければならない社会人って、しんどいなぁと改めて思った。
これが無理なく無駄なくこなせるようになると、「仕事ができる人」になるのかな。

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2008/11/24

ほぼ日手帳公式ガイドブック

ほぼ日手帳公式ガイドブック あなたといっしょに、手帳が育つ。
編著:ほぼ日刊イトイ新聞
★★★☆☆

ほぼ日刊イトイ新聞が企画・発売した「ほぼ日手帳」。愛用するようになってから2年が経った。
1ページ1日。とにかくなんでも書き留めたくなる私にはピッタリの手帳だ。
カバーもいろいろと選べるし、1ページごとの下に書いてある「日々の言葉」も楽しい。
しかも1月始まりと4月始まりの2種類がある。
で、2009年度版からは日曜始まりと月曜始まりが選べる。

この手帳の2007年版、2008年版のガイドブックも購入したのだが、つい2009年度版も購入してしまった。
内容は、ほぼ日のサイトに掲載されているものが本になったものだと思っていい。
なので、サイトで見られれば充分、という方には必要のない本だろう。
いちいちPCを立ち上げるのも面倒だし、いつでもちょこちょこ見られるようにしたい私は、つい3年間も買い続けてしまった。しかも、この3年間、掲載されていることはあまり変わらないので、どれか1年度分を購入して、変化した部分だけサイトで確認、というほうが賢い。

内容はというと、ほぼ日手帳の仕様や、47人のユーザーの使い方の紹介。そんな感じか。
他人の手帳を少しだけど見ることができるので、手帳の使い方の参考になる。

今までは文庫本サイズのみだったが、2009年度版からA5版のCOUSIN(カズン)が発売される。
昨年度、文庫本サイズを2冊購入し、1冊は読書記録用、1冊は普段使いの手帳と使い分け...ようとした(結局、1冊はほとんどサラのまま2008年は終わる...)。
2009年版は、カズンの1月始まりを1冊、文庫本サイズの4月始まりを1冊購入しようかと思っている。

今の自分の気持ちや、その日に起こった出来事などを長々と書いてしまう私には、文庫本サイズにぎっしり書いてもまだ書き足りないということも多かったので、カズンの発売は大歓迎だ。

ガイドブックは本屋さんやAmazonなどでも購入できるが、「ほぼ日手帳」自体は、ほぼ日サイトかロフトでしか購入できない。
ネットで購入される方は、こちらで。
ほぼ日刊イトイ新聞-ほぼ日手帳CLUB
1月始まりの手帳は、今ならまだ申し込みが可能のようだ。
4月始まりの手帳(SPRING)は、2月から申し込み開始。

使い始めるとやみつきになる、面白い手帳だ。
(結局「ガイドブック」ではなく「ほぼ日手帳」のお知らせになってしまったか...。)

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2008/11/01

心が伝わる「文章力」センスアップBOOK

プロの添削でみるみる上達! 心が伝わる「文章力」センスアップBOOK
著者:株式会社インソース
監修:舟橋孝之
★★☆☆☆

本のイラストを「きたみりゅうじ」氏が担当していらして、それに惹かれて「表紙買い」してしまった。ま、それだけではなく「文章力」という言葉に興味も持ったのだが...。
内容は、社会人となったばかりの営業担当社員が、Eメールの書き方、営業報告書の書き方、社内報告書の書き方、議事録の書き方などを、順々に学んでいくというもの。

新人くんである「書野くん」と、先輩である「白戸さん」、上司である「出来留課長」「強木部長」などの対話方式で、話は進んでいくので、サクサク読み進むことができる。

まずは、新人くんが土台となる非常に添削し甲斐のある「文章」を作成。
それを、先輩、上司が助言して、押さえるべきポイントを教えながら添削していくという流れである。

う~ん...。
内容的には問題はないのだけれど、今までも読んできたようなことが書いてあるだけだなという印象。特に「あ、これはっ!」といったような発見はなかった。
それと、本旨から外れた雑談というか余談というか、そういった会話がちょこちょこはさまれていて、私には邪魔に思えた。これが、読みやすさを誘うのだよと言われれば、そうなのかもしれないが、私にとっては「余計なもの」だったな。

可もなく、不可もなく、といったところか。
今まで、この手の本を読んだことのない社会人の方には、お薦めできるかもしれない。
帯に書いてあるとおり、「常識以前の」メール・文書のマナーは身につくかな。

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