オトナ語の謎。
著者:ほぼ日刊イトイ新聞
監修:糸井重里
★★★★★
※私が購入したのは単行本ですが、上記は新潮文庫版へとリンクします。
ほぼ日刊イトイ新聞発のものは、「言いまつがい」なども好きだが、まずはこちらからご紹介。
「オトナ語」というのは、いわゆる「業界用語」なんかも含んでいたりして、サラリーマン(特に営業関係かな?)特有の言葉遣いを指す言葉のようだ。
たとえば、最初の一つ目は次のような言葉。
***以下引用***
『お世話になっております』
オトナの世界はこのひと言より始まる。いわば「お世話になっております」はオトナの世界における万物の始まりといっていい。使いかたの基礎を述べるとすると、ほんとうにお世話になっているかどうかは関係がない。
とにかく、開口一番、あっという間にそう述べるべきだ。
「お世話になっております」
そう、たとえあなたがまるでお世話になっていなくても。
「お世話になっております」
むしろオレがおまえをお世話しているのだと思っても。
「お世話になっております」
あなたと私は絶対に初対面ではあるけれど。
「お世話になっております」
たとえ先方の電話に出たのがベッカムだとしても。
「お世話になっております」
たとえメールを送る相手がローマ法王だったとしても。
「お世話になっております!」
***引用終了***
こんな感じで始まる。
確かに職場で電話に出ると、たとえどこの誰であっても「お世話になっております」と言ってしまうかも...。
以下こんな感じで、「よろしくお願いいたします」「おはようございます」「お疲れさまです」と続いていくのだ。
オトナ語をただ普通に並べただけじゃなく、うまいツッコミ解説が入っているのも◎。
ところどころにあるコラムも面白い。
「男女の別れをオトナ語でアレンジ」などでは、
***以下引用***
『別れの提案』
男
「いつもお世話になっております。えー、さっそくではございますが今回は、お別れのご提案でございます。といいますのも、先日ワタクシ夏期休暇を利用いたしまして郷里に戻ってまいりました。その際にですね、今年のゴールデンウィークの帰省のときについナニした同窓生、え、こちら仮にA子さんといたしましょう。彼女からですね、そのー、ジュニアができた、というご報告を受けまして。もう時期が時期だけに物理的に待ったナシとのことで、きんきんに身辺整理し、その結果をフィードバックするようにというのが先方さんのご要望でして...。ここはひとつ泣いてくれませんか」
***引用終了***
(長文引用、失礼!)
この返事もまたオトナ語でアレンジされているのだが、本当に「コミカル」という言葉がピッタリである。
昔話のオトナ語アレンジもお薦め。
日本語なんだか外国語なんだか不明な変な言葉。それが「オトナ語」。
単語、単語の意味はわかるけど、結局何が言いたいんだか具体的にはわからない言葉。それが「オトナ語」。
ツボにはまるといきなり大爆笑!になりかねないので、人前で読むのは避けた方がよいのではないかと思う。
なるはやで次の記事サクッと仕上げちゃいますんで、もしアレなら、明日(ミョウニチ)も当ブログをご高覧くださいますと、こちらといたしましてもモチベーションが上がって、毎日更新するということに特化したブログをご提供できますので、ウイン・ウインの状況でお互いハッピーな感じになるかと存じますが...、どうですかね?
最近のコメント