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2009/02/27

シンデレラ迷宮

シンデレラ迷宮
著者:氷室冴子
★★★★★

目が覚めるといきなり変な世界に迷い込んだ利根(リネ)。
そして、周りにいたのは、踊り子のオディール、暁の国の姫君ゼランディーヌ、ソーンフィールドの奥方、そして王妃。
やっかいなことにリネには、自分が「リネ」であるということ以外に記憶が全くなかった。
心優しい4人の女性は、「では、記憶が戻るまで交代で面倒を見ることにしましょう」と決めてしまう。

リネが最初に向かったのは王妃のお城。
実は王妃の継子に当たる姫が熱を出していたところをわざわざ抜け出してやってきてくれたのだという。
急いで城に戻ると、そこには国王の姿が。
「もう少し、姫に優しくできないか」と国王は王妃を責める。
王妃は姫のことが大好きで、とてもとても大事に思っているのに、何故か城の中の全員から憎まれる存在になってしまっている。そのことに憤慨するリネ。しかし、もっと大切なことを聞いてしまった。
姫の名は「白雪姫」だというのだ!
ということは、王妃=いじわるな継母ということになってしまうのだが、目の前の王妃はそうは見えない。
何がみんなを誤解させているのか、何故王妃は味方もないまま独り寂しく暮らさなければならないのか...。
その謎が解けたとたん、リネの記憶の一部がよみがえる。
それは、とても寂しくて苦しい記憶だった。思い出したくなくて、心の奥底に沈めていた記憶だった。

その後、オディール、暁の国、ソーンフィールドと移っていくリネだが、行く先々で眠らせていた記憶がよみがえっていった。
この不思議な世界はリネが作った世界。
誰も幸せになれないと、幸せを否定した世界。
しかし、それではダメなのだと気づいて、最後にリネは一筋の明かりに向かって進んでいくのだ。

初読は....、いつだっただろう。
中学生の頃だから、二十数年前か。
氷室冴子氏の、なぎさくんシリーズも、ジャパネスクシリーズもいいけれど、私はやっぱり一番シンデレラ迷宮のシリーズが好きかもしれない。
いろんな悲しみ、寂しさを背負った女の子たちが、なんとかならないかと努力していくお話。
みんなが知っている童話の主人公...だけではなく、敵役にスポットをあてて、知っているはずの童話を初めて読むような気分にさせてくれる。

氷室冴子氏の作品に出てくる女の子は、一見か弱そうでも、実は強い!
いろんな小さなことで傷つくけれど、最後にはそれを乗り越えようと頑張るんだ。

コバルト・シリーズって、中高生向けの小説だよねぇ。
それが、今読んでみても満足できるってスゴイと思う。
氷室冴子、バンザイ!!

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2009/02/24

PMSとうまくつきあう

PMS(月経前症候群)とうまくつきあう
著者:丸本百合子
★★★★★

数年前からうつ病を患い、最近少し良くなってきたところではあるけれど、時々、気分的に落ち込むし、身体もだるいし、異常に眠くなるし、やはりいつもと違う身体になってしまう。うつがひどくなったのかなぁと、何が原因なんだろうかと悩んだけれど、これが月経前症候群、PMSというらしいことを最近知ったのだ。
考えてみると、その十年以上前から、月経前には特別な症状が精神的・身体的に現れていたものだ。それに気づくまでは、イライラしたりしていたけれど、「あぁ、こういうサイクルで気分の波が出てくるんだな」と理解したときには、イライラも半減した。

この本には、女性の身体の仕組み、サイクルなどが詳しく説明されており、それに対処する方法などもキチンと書かれている。

これは、女性だけではなく、できるならば男性にも読んでいただきたいと思う。ま、買ってまで読んでくださいとはいわないけれど、もし機会があるなら是非読んでみてほしい。何故、女性が突然体調が悪くなるのか、機嫌が悪くなるのかの謎が解けるかもしれない。

理由がわからず精神的・身体的な不調が続くとイライラも倍増するが、仕組みを知ってしまえば、上手くコントロールできるのでないだろうか。

女性には、本当に一読をお勧めする。

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2009/02/19

裏のハローワーク

裏のハローワーク
著者:草下シンヤ
★★★☆☆

ずいぶんと前に読んだ本なのだけれど、間が開きすぎるのもなんなので。
「裏の」とあるように、お天道さまの下をまっとうに生きてきた私には知るよしもないお仕事が、いろいろと紹介されている。
アンダーグラウンドな職種も多々紹介されている。
職種だけ、ここに書いてもいいかな。
・マグロ漁船乗組員
・治験バイト
・出版ブローカー
・原発作業員
・鍵師
・新聞拡張員
・新興宗教団体信者
・示談屋
・産廃処理業者
・運び屋
・総会屋
・飛田で働くということ
・麻雀裏プロ
・裏ビデオ販売店
・詐欺師
・夜逃げ屋
・マリファナ栽培
・偽造クリエーター
・ヤミ金業者
・臓器ブローカー

さて、どうだろうか。このリストを見てどんな印象を受けるだろう。やはり「裏の」世界だなぁということか。名前だけではどんな仕事なのかわからないものもあるかもしれない。

すべて、著者が経験者を捜し出して直接インタビューをしている。それはそれなりのリアリティが出ている。業種によっては直接会っての取材ができず、電話での聞き取りのみになってしまっていたりして、少し物足りなさを感じる部分もあるのだが。

でも、著者の根性というか、怖いもの知らずというか、それはスゴイものだと思う。普通、びびるでしょ。「裏」の人を相手に取材なんて。

まっとうな生き方をしてきたあなた、少し「裏の」世界を覗いてみませんか?

*****注******
「マグロ漁船乗組員」などは、ちゃんとしたプロとしてお仕事をされている方もいらっしゃるので、誤解なきようお願いいたします。

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2009/02/14

片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術

片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術
著者:池田暁子
★★★★☆

この手の本は、今までに十数冊は読んでいる。
そう、私は「片づけられない女」なのである。
掃除がどうしても苦手で、何をしていいのか指示されないとわかんないの。これ、マジで(苦笑)。
で、「こんどこそ」何とかヒントが得られないものかと思って手にしたのが本書。
コミックで、読みやすく、1時間かからないうちに読了できちゃった。

いやぁ、これはね、今までのとは違う!
できそうな気がするもの。私でも。
著者の失敗談も含めて描いてあるので、「あぁ、わかるわかる」なんて共感しながら、「なるほど、こんな風にすればよいのか」なんてのも、心の底から納得できるのだ。

そろそろ、未知の世界、「掃除」へと足を踏み入れてみるか。そんな気分になる。
自分でも試してみたくなってしまうのが、またいいのだ。

今まで掃除なんかと無縁だった人!
あなたに一番お勧めの本です!
(と、私に言ってみた。気合い入れて掃除しよっと。)

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2009/02/13

片付かない本棚...

ちょっと読後文が載せられていない状態が続いていて、長いこと更新しないのもなんなんで、片付かない本棚の様子でも載せてみましょうか。
ウチのダンナに叱られるかもしれませんが...(苦笑)。

Book1_5

Book2_3

上の写真の本棚には、単行本を詰めた後、その前に文庫本を押し込めている状態。下の写真は文庫本のみです。あと1個、大きな本棚を組み立てる予定なので、そのときにはキレイに片付いているかなぁ...。
あ、ここにあるのは「私」の本のほとんどなので、あと「私」の本が少しと、ダンナのコミックが新しい本棚に収まる予定です。

あぁ、二度と引っ越しなんかしたくない...。

おっと、フレンズ、フルハウス、名探偵ポワロ、マープル、コロンボ、etc.のDVD-BOXもあるよ~。ちゃんと収まるか?

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2009/02/09

読書のスピードと集中力

いやぁ、最近は集中力が持たない。「うつ」まっただ中の時のように、読み続けられない。
1冊の小説にどんだけ時間かかってんだよって自分でもどかしい。
なので、更新は読書のリズムが戻るまで、メチャクチャのんびり更新していこうと思うのであります。

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2009/02/04

ガラスの仮面 43巻

ガラスの仮面 (43)
著者:美内すずえ
★★☆☆☆

一体いつまで続くんでしょうねぇ、この作品。
今回は4年待たされた。その前の42巻の時は6年くらいだったっけ?
小学校の頃から、足かけ30年弱は読み続けてるんだよね、このコミック。
しかし、最近は同じパターンが繰り返されてない?
亜弓と比べられるマヤ。両方が相手の演技に圧倒され、紅天女への情熱をさらに燃えあがらせる。
そこにちょこっと散りばめられる速水真澄とマヤ、マヤと桜小路くんのコイバナ。
で、次に繋がる展開に少し足を踏み入れたところで、次巻へ...。

前は1巻から42巻まで持ってたんだけど、結婚するときに全部コミックは処分しちゃったんだよねぇ。
なので、42巻の内容がはっきり思い出せない(苦笑)。
次は今年の夏あたりに出る予定らしいけど、お願いだから43巻の内容を覚えているうちに発行してほしい。

とか何とか言いながら、結局読み続けてしまうっていうのはなぜだろう?
やっぱり好きなんだよねぇ。「ガラスの仮面」の世界が。

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