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2009/05/29

何故だろう...。突然、堕ちた

さっきNHKの「ツレうつ」観ました。
ま、こんなものでしょう、というのが感想です。

しかし、なんでしょう。
突然、私の気持ちが沈んでます。
何をする気もしない。
ただ、どこかに吐き口を求めて、ここにUPしています。

ダンナさんは今日は飲み会。
カラオケで2次会らしいです。
いつも負担ばかりかけているので、こういう場所で思いっきり鬱憤を発散してきて欲しいなhappy01

さて、眠くもないし、面白いTV番組もないし、本を読む気もしないし...。
私は何をしたらいいのかな...。
することがないことほど、辛いことはないなぁ。
いや、違うな。
したいことはあるんだけど、やる気が出ないんだ。
あれもこれも中途半端な状態で放り出しているものがたくさん。

うつうつうつうつ。
うつ病の気持ちに「うつ」っていう言葉がすごく合う。
うつ病だから「うつうつ」する気持ちになるのか。
それとも「うつうつ」する気持ちになるからうつ病と呼ぶのか。
あぁ、そんなことどうだっていいや。
とにかく今は「うつうつうつうつうつうつうつ....」

こんなことをこのブログにUPしていいのかな?
って、自分のだから自分の好きにしていいんだよね(苦笑)
一度決めた自分のルールからはみ出せない。
これもうつ病の原因だよ。
これは私のブログ。
何を書いてもいいよね。
なんだったら、何十行も「うつ」って言葉で埋めたいくらいな気持ち。

「名探偵の掟」でも観てみるか。
第一回目の放送で、こりゃ失敗だと思っちゃったので観てなかったけど。
ぼぉ~っとすることは苦手なんだけど、今はぼぉ~っとTVを観るしかできないや。

眠剤も効かないし、抗うつ剤も効いているのかどうかわからないなぁ。
もういいか。
とにかく眠くなるまでぼぉ~っと眺めていようかな。

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2009/05/28

SEのフシギな生態

SEのフシギな生態―失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条
著者:きたみりゅうじ
★★★★☆
※私が持っているのは単行本ですが、上記のリンクは文庫化された本に飛びます。

以前、数年間SEさんとお仕事をさせていただいていた時期がある。現在稼働しているシステムを担当している常駐SEさんと、新規の開発を担当しているSEさん。合わせて十数名くらいになるかな?
私は、システムを実際に使用しているユーザーとSEさんとの橋渡し的な位置にいた。
SEとは、システムエンジニアのことで、詳しくはこちらを読んでいただきたい。つまりは、ユーザーの欲するところをパソコン等のシステムで実現化する方々なのだ。

SEさんと一言で言っても、様々な方がいらっしゃる。
運用SEさんの場合、ユーザーが何かとちった場合にも、

「これで直せますかね~?」
「なんとかなるんじゃない?」
「ホントに~?」
「(システムが)落ちたら何とかするよ」

という超アバウトなSEさんがいるかと思えば、

「ユーザーがシステムがおかしいと言ってるんです」
「本来はどうあるべきだったの?」
「○○ってやったら△△になるべきだと...」
「ユーザーさんはどうやったの?」
「○○という部分を××とやっちゃったらしいです」
「それって入力ミスだよね?」
「そう...っすねぇ...。直せます?」
「作業依頼書を作ってください」

という方もいらっしゃったりする。
誤解を招くといけないので、ここでキッチリお話ししておくが、どちらのSEさんも経験豊富で実力のある方々である。夜中であろうと、飲み会の途中であろうと、夜間バッチが落ちると駆けつけなければならない宿命を背負っており、とても足を向けて寝られましぇんといった感じ。

開発SEさんもいろんな方がいらっしゃる。
すっごく細かく質問されてくる方、こちらの業務の内容から絞り込んで質問されてくる方、システムの1箇所だけを見て質問されてくる方、ホントに様々。

だけど、楽しかったなぁ...。
忙しかったけど、ワイワイガヤガヤといいながら、ものを作り上げていくって楽しいなぁと思った。自分が書いたシステムの画面が、実装されているのを見たときには、本当に感動したぁ...。
ただ、納入期限が近づいてくると、だんだんピリピリムードが高まっていくけどね。

本書は、そのSEさんの本音がのぞける一冊。
失敗談もあれば、営業の方との対立もあり、ユーザーの度重なる仕様変更に泣かされることもあり、本当に大変である。
その1つ1つのエピソードを漫画で紹介して、そのあと反省点や問題の解決策なんかを付け加えていて、とても読みやすく、SEという業種に興味をお持ちの方は、一度読んでみて欲しいなと思う。
現職SEさんからみれば、「こんな甘いものじゃないぜ」ってことになるのかも知れないけれど(苦笑)。

システムって、最初から完璧なものじゃないのだ。
運用もSEさんが引き続き見ていく場合、ユーザーとSEさんとが協力して、より使いやすくするためにはどうしたらよいのかを考えながら、成長させて(育てて)いくものだと私は思う。それだけに、ユーザーとSEさんとの信頼関係は、とても大事なものだ。

現在の私の職場にあるシステムは、今年度でお別れする。
このシステム、もう15年以上稼働していて、あちらこちらに手が入り、もうこれ以上は無理だよ~って言いながら働いてくれている気がする。でも、「なんとかユーザーの希望に応えよう」という歴代のSEさんたちの気持ちがこもっているような気がして、すごく歴史を感じるし、愛着も半端じゃなく強い。

新システムでも、これだけの信頼関係を築けるSEさんたちだといいなぁと思う今日この頃。

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2009/05/27

不安のしずめ方

不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学
著者:加藤諦造
★★★★★

実は、まだ本書を読了していない。
ノートにメモしながら読んでいるので、時間がかかってしまい、読了までに数週間かかりそうだ。
しかし、失礼だとは思いながらも、途中経過として感想UPしてみたいと思う。

本書は「不安」がどこから来るのか、どうして「不安」になるのかを解明するのに重きをおいたものだという気がする。
読んでいるうちに、言葉がゆっくりと心の中に染みこんでいき、自分を納得させながら読み進めることができる。
読みながら心が落ち着いていくのも不思議だ。
私は経験はないのだけれど、教会で神父さんのお話を聞いている時やお寺でお坊さんの説法を聞いているときには、こんな気持ちになるのだろうか。

難しい話は一切なく、大事な言葉は繰り返し説明してくれており、本当に心の安定剤になる本だと思う。
興味のある方には、是非お薦めしたい。

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2009/05/25

「ウツ警報」から「ウツ注意報」へ♪

先週から発令されていた「ウツ警報」は、今週始めに注意報へと変わりました。

先週末に、「自傷行為」という大きな津波が打ち寄せましたが、「あがさ」は無事にこれを乗り越え、これにより、「ウツ」の威力が若干ながらも弱まったと思われます。

この先も順調に晴れ晴れとした気分に移りつつある模様です(っていうか、希望します)。

以上、「あがさ」付近の、気分予報でした。

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サラ金会社の夜はふけない

サラ金会社の夜はふけない
著者:ほのぼの湖太郎
★★★☆☆

サラ金会社の社員が体験したエピソードを紹介している本書。著者が勤めている会社は「ほのぼのレ○ク」だと思われる。
しかし、本書は2003年に書かれたものなので、現在とはほとんど内情は変わっているんじゃないかなぁ。

いやいやいや、いろんなお客様がいらっしゃるものですよ。
私も債務取り立ての業務経験はありますが、それをも上回る立ち回り。地方公共団体が税金を取りっぱぐれるのもわかる気がする。
エピソードは満載。ほんとに、借りる人たち、それを受け付けるお嬢様たち、返済が滞っている方を追い詰める人たち、最後はヤクザとのからみなど、てんこ盛り。それも、口語体で書かれているので、読みやすい。スラスラッと頭に入ってくる。
けれどね、いくら面白いお話でも似たようなお話を3個も4個も聞かされちゃ、飽きるでしょ。それと同じで、途中で読むのが面倒くさくなっちゃった。1つの話自体は面白いんだけど、似たようなことがたっくさん書いてある。
これはまとめて、一番インパクトのあるヤツで勝負した方がいいんじゃないの?と言う感じだ。

265ページ。作者は相当力を入れて書いたんだろうな。
でも、これで1,200円+税金は高い。
いくつかの秀逸なエピソードだけを集めて、文庫本にした方がいいんじゃないかなぁと思う。
っていっても、今の時代の話じゃないから、もう遅いか(苦笑)。

とにかく、読んで損したとは思わないけれど、冗長すぎるなぁといったところである。

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2009/05/23

データブック オブ ザ・ワールド(2009)

データブック オブ・ザ・ワールド〈2009(vol.21)〉―世界各国要覧と最新統計
編集:二宮書店編集部
★★★★☆

世界の地理はおろか、日本の地理にさえ疎い私に、ダンナが勧めてくれたのが本書。彼は、昔、毎年買っていたらしい。
値段は700円弱。にもかかわらず、情報は満載である。
世界中の国名はもちろん、国旗や人口、地勢や略史まで載っている。最初っから順番に読まなきゃいけないって訳じゃないし、ちょっと空いた時間にパラパラッとめくって、目を通したりするのも楽しい。
学生さんは地理の勉強になるだろうし、他の方にも雑学系の知識は得られるのではないかなと思う。

今、文字を読むのがちょっと難しい私でも、国旗を眺めてるだけで楽しめる(正しい使い方?)。

いやぁ~、ナイスタイミングでいい本に巡り会ったな(笑)。
ここで助走してみよう。
慣れてきたら、他の本に移りつつ、感想UPしていく予定。
近いうちにできたらいいなと、自分の事ながら願ってしまう今日この頃...。

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2009/05/22

「ウツ警報」未だ解除ならず

先日発令された「ウツ警報」は、未だ解除されておりません。
不眠になやまされた「あがさ」には、ついに昨夜、恐れていたOD(オーバードーズ)の突風が吹き荒れ、かなりのダメージを与えました。
この影響は、今日一日中、続くものと思われます。

今後の情報にご注意ください。

以上、「あがさ」付近の気分情報でした。

※本が読めないのはもちろん、みなさんのブログ巡回もままならない状態で、誠に申し訳ありません...。

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2009/05/19

ウツ、ウツ、ウツ、ウツ、ウツ~~~ッ!

ここ数日、当ブログの主「あがさ」付近にて「ウツ警報」発令中。
昨日は眠剤を切らしてしまい、不眠。
その上、夕べから今日にかけて、胃の不快感に襲われており、現在も症状は継続中です。
そのため、本を1ページどころか1文字も読めないままの日々が続いています。

不安定な天候のせいだと思われますが、梅雨入りしたばかりの沖縄ですので、あと1ヶ月、このような状態が続く模様です。

こんな予報、外れてくれ~~っ!

とにかく、早く警報が解除されることを願うばかりです...。
以上、「あがさ」付近の気分予報でした。

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2009/05/14

現在進行中♪

ども、こんにちは。あがさですhappy01
最近またちょっと読書のスピードが落ちてきてます。
困ったものだなぁと思いながら、でも、このブログを更新しないままでいるのも気がかりなので(これも病気のせいかしら?)、ちょっと途中経過を記事にしてみようと思います。

サラ金会社の夜はふけない
前に紹介したサラ金道 金の借り方返し方 裏の道は、借りた側から見た「サラ金」の世界でした。
こっちの方は貸した側から見た「サラ金」の世界。
ちょっと発行年数が古いので、現状と合わないところはあるけれど、いろんな事件がおもしろおかしく書かれた本です。

も一個、現在進行中なのは、これ。
不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学
こちらは、ノートとペンを片手に読み進めています。
「不安」な気持ちになる原因について、細かく書かれているので、今の自分にはピッタリな本かなと思ってます。

というわけで、読了まではまだ時間がかかるかも知れませんが、以上、「ただいま読書中」のご紹介でした♪

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2009/05/12

いらっしゃいませ♪

いらしてくださった方、ありがとうございます^^
何か言葉を残したいけれど、該当する記事がないという場合には、この記事にコメントしていただけると有り難いです。
たまには、記事とは関係なく雑談もしたいなぁと思います。
掲示板みたいなイメージで使っていただけると嬉しいな♪

では、よろしくお願いします♪

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文字にすることの大切さ

昨日、心療内科の通院日だった。
通院日の度に、何を話していいのかわからなくて、先生の前で緊張して、どうでもいい話をしてしまったり、大事なことを伝え忘れたり...。
なので、昨日は思い切って、現在の状況をA4用紙1枚にまとめてみた。
最初は先生に伝えやすくするつもりで、と思っていたのだが、書いているうちに、自分自身の心も整理されていくような気がした。「あぁ、私ってこんなふうになってるんだなぁ」と。
「何を今更...」と言われるかも知れないけれど(苦笑)。

次は、うつ病発症時の事を思い出しながら、整理しながら、文章にまとめてみたいと思う。
これって、同じ病気を持ってらっしゃる他の方は普通にやってることなのかな?
一種の認知療法にあたるのかもしれない。

頭の中で考えているだけだと、同じ事をグルグルグルグル考えているだけで、全くまとまらないんだよね。
文章にすると、考えが整理されてくる。

うつ病の闇の中でもがいている自分に、一筋の光明がさしてきた気がした。

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2009/05/09

シスタン~システム担当者を雑用係と呼ばないで~

シスタン~システム担当者を雑用係と呼ばないで~
著者:きたみりゅうじ
★★★☆☆

「システム担当者」。
現代の職場では、ほとんどこう呼ばれる方がいるのではないかしら?
なんやかんやで、社員(職員)1人1台のPCを持っていたりするだろうし、ネットワーク関係のトラブルなんかが起きた場合に、エンジニアさんとの連絡係になったりしているのではないだろうか。

私の職場にも「情報推進課リーダー」という名の「雑用係」はいる。
主に各課に1人のリーダーと1人のサブリーダーという感じで配置はされているのだが、これが本来の業務との兼務であるため、いろいろと問題が出てくるのだ。

なぜ「雑用係」と呼ぶのか。
それはね、「PCに詳しくない方々...というか、PCアレルギーの方」とか、「PCについては勉強する気はありましぇん、知ってる人に聞けばいいんだもん。」という大馬鹿ものがいるからなのである。
PCアレルギーについては、年齢によって仕方ないかなと思わない訳でもない。でもね、せめて今の40代以下の方々は基本的な勉強はして欲しいなと思う。

この本は基本的に4コマ漫画を中心に、システム担当者となった男の悲劇(喜劇?)を書きつづったものである。
主人公の名は、「志須山丹悟」→しすやまたんご。
略して、「シスタン」というわけだ。
あまりにも安直な名前...(苦笑)。
彼はこの名前を持って生まれたがために、会社のシステム担当者に抜擢されてしまい、言うことを聞いてくれない社員に振り回されながら、泣くことになるのである。

ウィルス対策ソフトを各自、何日までにバージョンアップしておいてくださいねと、課内に連絡網を回す。しかし、自分でやってくれる人など誰もおらず、結局シスタンが夜なべして1台1台バージョンアップしたりするのだ。

また、PCに堂々とIDとパスワードを付箋で貼り付けて、「これで忘れないもんね♪」なんて胸を張っている後輩をぶん殴りたくなったりもする。

これって、私の職場でもあるんだよなぁ...。
個人的には、はがしたいんだけど、私1人で使う端末じゃないからねぇ...。
でも、PCにパスワードを貼り付けるなんて、一家で旅行にでかけるのに鍵をかけないでおいて、おまけに玄関のドアに「○○日まで留守にします」と張り紙をしているようなもんなんだけど...。
わかっちゃぁもらえませんかねぇ....。

そうそう、シスタンが雑用係となる原因は、このシステムにかかる様々な行為を「業務」と見なされていないことにあるのだ。「なんだよ、シスタンっつったって、アレだろ? ボランティアみたいなもんで、互助努力だろ?」みたいに思われちゃっていることが多いのである。
いろいろと忙しくても、きちんと業務だと認めてもらえれば「雑用」とは感じないんだけどねぇ。

今はまだPCが使える人と、まだ使いこなせない人が混在しているから、やっかいなんだね。

前に職場のシステム運用を担当していたとき、電話で「Altキーを押してもらえますか?」といったら、「そんなのどこにもありませんが...」と言われたことがある。「いやいや。スペースキーの横にないですかね?」と聞き返すと、「スペースキーってなんですか?」。......。もはや彼女に返す言葉はみつからなかった...。

このような段階の方に電話で説明するのは、非常に労力を要する。まず、画面を見ていいのか、キーボードを見ていいのか、それがわからないのだから。
そのときは、同じ課に知っている人をみつけて、ちょっと電話をかわってもらって説明したほうが早い。

ま、システム担当者になったことのある方でも、なったことのない方でも、そこそこ楽しめる本だと思う。
でも、きたみ氏の本には珍しく、フィクションっぽいので、そのあたりリアリティに欠けるのが残念だ。

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2009/05/05

それってホントに「うつ」?

それってホントに「うつ」? ── 間違いだらけの企業の「職場うつ」対策
著者:吉野聡
★★★★★

最近この手の本に手が伸びることが多い。
何故かというと、自分の症状に自信がないからだ。
確かに最初は「うつ」だった。
いなくなってしまいたいなぁと思うことも度々あった。
今でもたまに、そう思うこともある。
でも、休職期間が長くなればなるほど、だんだんと職場に行くのが嫌なだけなんじゃないかなぁと思うことも多くなったのだ。つまり、家から出たくないから「うつ」という理由を利用しているんじゃないかなぁと。
家でも動くことがおっくうなんだけど、ただの怠け者じゃんと思うこともしばしば...。
なので、自分の本当の症状を見極めたい、自分で自分を客観的に見て、どうなのかを知って安心したい。
というわけで、最近多くなりつつあるという「現代型うつ病」に関する本に手が伸びるのだ。

この本は役に立つ。ホントに役に立つ。
「うつ病」って、全部が全部、ひとくくりにできるものじゃないんだなぁと思った。
本当は「パーソナリティ障害」や「統合失調症」である人も、うつと判断されて、間違った治療行為を受けていることも、ままあるらしい。
会社には行けないけど、海外旅行には行けるといったような「現代型うつ病」。
これもただの怠け者ではなく、新たな心の障害ではあるとのこと。
うつ病にもいろんなタイプがいるのだ。
そのタイプごとに、対処方法は異なる。
「頑張れ!」って言っちゃいけない場合もあれば、「頑張れ!」って言わなきゃいけない場合もある。

そんな新しいタイプの「心の病気」の出現に、今の社会がまだついてきていない。
職場の担当者、上司が、まだ理解できていない。それってすごく危険なことだ。うつのタイプによって、対処方法が異なるわけで、それを誤ってしまうと、余計ひどい結果を招きかねない。

各職場に一冊、常備してみてはいかがでしょう?
空き時間にサクッと読めてしまう文体も好印象。
読んで損する本ではないと思う。

追記:
うつは「心の風邪」だよってよく言う。
でも、実際は風邪どころじゃなくて「肺炎」みたいなもんだ。
誰でもなる可能性はあるし、必ず治るということを言いたいから「心の風邪」という表現を使うんだろうけどねぇ、でも風邪もこじらすと危険かぁ....。
早期発見、早期治療!これが大切なんだね^^

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2009/05/02

となりの「愛犬バカ」

となりの「愛犬バカ」
著者:勝俣和悦
★★★★☆

今日、ペットショップに行ったとき、レジのそばに本書が積まれていたので、またつい「タイトル買い」をしてしまった。
しかし、この本は有用であったと思う。
著者は若い頃から動物に関わる仕事に就かれていた方である。その中で、様々な犬を見てこられただろうし、様々な飼い主を見てこられただろう。
よくあるイヌの飼い方の本に書かれているような初心者へのアドバイスも、もちろん載っているが、「私はちゃんとした飼い主です。私の可愛い子を不幸になんてしてないわ」とおっしゃる「愛犬バカ」(私はどちらかというと「飼い主バカ」じゃないかと思うのだけれど...。)についても触れられている。

ペットショップで一目惚れして犬を買い(「飼い」ではない)、なんの躾もしないで、手もつけられない暴れん坊になったから、もういりません、という人間も少なくないのではないか。なんて身勝手なんだろう。

逆に、人に愛情を向けられず、犬にばかり目を向けてしまう人が増えているともいう。
ちょっと私にとっては耳が痛い話だが、犬を溺愛してしまうケースだ。
私もダンナには申し訳ないと思っているが、若干、犬中心の生活になってしまっていることは自覚している。
今、私の家族となっている犬が天国へ召されたとき、ペットロス症候群になるであろうことも、容易に想像できる。
しかし、著者には申し訳ないが、私は直せない。
犬がまだ若ければ、躾のし直しや、犬との距離の取り方など、考え直すこともできるだろうが、ウチにいる犬はもう老犬である。15歳くらいだろうか。心臓も悪く、発作を起こせば、いつ死んでしまうかもわからない(こんなことを書くのさえ嫌なのだが...)。今更、辛い思いをさせて、躾しなおすより、今まで通りの対応で、安らかに眠ってくれるまで見送ろうと思っている。

そして、初めて「捨て犬の十戒」というものを知った。
「犬の十戒」は何年も前から知っており、自分のサイトにも拙い訳ではあるが載せている。
「捨て犬の十戒」は、「犬の十戒」よりも、切ない。
いろんなサイトで掲載されているが、こちらにも引用させていただきたい。

***捨て犬の十戒****
1.ボクを迎えてくれたときの事は決して忘れません。
暖かい家族の中で幸せでした。ご主人様との楽しい思い出は決して忘れません。

2.ご主人様が望んでいるようには振る舞えなかったかも知れません。
僕はあまり可愛らしくなかったかも知れません。
でも、ご主人様に喜んでもらいたくて、精一杯頑張ったことだけは本当です。

3.ご主人様がいなくなっても、きっと迎えに来てくれると思って待っています。
側にいられなくなった訳は良くわからないけど...、
僕を嫌いになったからじゃないと自分に言い聞かせています。

4.僕を産んでくれたお母さん、お父さんに、ありがとうって言いたい。
こうして楽しい思い出を宝物にできたのも、命を与えてくれたからです。
生きているから味わえたのです。ありがとう。

5.今は、たくさんの仲間たちと一緒に暮らしています。でもみんな悲しそうです。
僕もなぜか寂しい、物足りない気持ちでいっぱいです。

6.多くの仲間達は、連れて行かれ二度と顔を見ることもない毎日です。
そのときの悲しそうな目を見たことがありますか。

7.一部の仲間達は、たまに新しいご主人様が連れて帰ります。
ご主人様が迎えに来てくれないなら、僕も新しいご主人様に連れて行かれるかもしれない。優しいご主人様だったら嬉しいけど...。

8.僕にはご主人様を選ぶことはできません。
でも僕を迎えてくれるご主人様が、どこかにいるかもしれない。
もしそうなったら、今度はもっともっと気に入られるように頑張ります。

9.ご主人様、早く僕を迎えに来てください。
そして今度こそずっと側に置いてください。それだけが僕の願いです。

10.ご主人様、これだけは覚えておいてください。
僕だって生きているということを。
心だってちゃんとあるということを。
天に召される最後の時まで、ご主人様に尽くしたいと思っていることを。

*************

書いていて、胸が痛む。
動物を擬人化するのも度が過ぎてはいけないが、この十戒に近い感情を犬たちは持っていると思う。

今から犬を、または猫を家族に迎えたいと思われている方、一度、読んでいただきたい本である。反面教師となる飼い主が多く載っている。

愛玩動物と一緒に暮らすということは、その命が尽きるまで責任を負わなければいけない。そのためには自分の時間を削らなければならないこともあるだろう。自分の遊ぶためのお金を削らなければならないこともあるだろう。それを厭うならば、動物と一緒に暮らしてはいけない。その資格がない。

中には、自分を振り返って反省する部分もあったが、大いに勉強になった一冊であった。「捨て犬の十戒」を知っただけでも約800円以上の価値はある。

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2009/05/01

放課後

放課後
著者:東野圭吾
★★★★☆

言わずと知れた東野圭吾氏のデビュー作である。そして、江戸川乱歩賞受賞作でもある。
東野圭吾氏の作品は、文庫化されたものはほとんど読んでいるのだが、できるだけ時系列に再読していく予定。
今回はほぼ3年ぶりの再読だった。
東野圭吾作品=学園ミステリー
みたいなところも印象づけた作品なのだと思う。

名探偵の掟」や「どちらかが彼女を殺した」など、いろんなタイプの作品を書く方だというイメージを持っていたので、このデビュー作はどんな感じなのだろうかと、ずいぶんワクワクしながら手に取った覚えがある。

主人公はある女子高校の数学の講師。
特に教師になりたくてなったわけではなく、生活のために学校で働いているだけという、どこかクールな男性である。
著者はエンジニアから小説家になったと聞いていたので、教師の経験はなかったのではと思うのだが、どうなのだろう?
この作品の後もいろいろと学園ものの作品を書かれていて、細かい雰囲気までリアルに描かれている。
この女子高校には、様々なタイプの女学生が登場し、どの子もみんな個性的。
こんなに個性的な少女が集まってくる高校であるが、そのこだわった雰囲気作りで違和感なく読めるのである。

体育祭の迫ったある日、生徒指導の教師が青酸中毒で死んだ。しかも、その場所は密室。その謎が解けたか解けなかったかという時期に、第二の殺人が行われた。
本当は誰が誰を殺すつもりで、犯人のミスで殺されたのか、犯人の思い通りに殺人が決行されたのか、すごく曖昧なまま話が進んでいく。そのため、誰をどう疑っていいのか、わからないのだ。

密室トリックや犯人や動機については、だいたい覚えていたので、細かい伏線が張られていることに驚きながら再読した。ショックだったのは、最後の最後の結末。一番大きなオチだし、忘れちゃいかんだろうと思うところが、スポ~ンと記憶から抜けてしまっていた。忘れていた自分に、少し腹が立ったほど。

著者は、この殺人の動機をどのようにして思いついたのだろう...。男性である著者が描く女性の心理。男性だからこそ思いついた動機かも知れないとも思うし、男性である著者が思いついたことに驚きもする。

密室トリックとともに、動機にも特徴のある本格ミステリーだと思う。

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