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2009/05/28

SEのフシギな生態

SEのフシギな生態―失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条
著者:きたみりゅうじ
★★★★☆
※私が持っているのは単行本ですが、上記のリンクは文庫化された本に飛びます。

以前、数年間SEさんとお仕事をさせていただいていた時期がある。現在稼働しているシステムを担当している常駐SEさんと、新規の開発を担当しているSEさん。合わせて十数名くらいになるかな?
私は、システムを実際に使用しているユーザーとSEさんとの橋渡し的な位置にいた。
SEとは、システムエンジニアのことで、詳しくはこちらを読んでいただきたい。つまりは、ユーザーの欲するところをパソコン等のシステムで実現化する方々なのだ。

SEさんと一言で言っても、様々な方がいらっしゃる。
運用SEさんの場合、ユーザーが何かとちった場合にも、

「これで直せますかね~?」
「なんとかなるんじゃない?」
「ホントに~?」
「(システムが)落ちたら何とかするよ」

という超アバウトなSEさんがいるかと思えば、

「ユーザーがシステムがおかしいと言ってるんです」
「本来はどうあるべきだったの?」
「○○ってやったら△△になるべきだと...」
「ユーザーさんはどうやったの?」
「○○という部分を××とやっちゃったらしいです」
「それって入力ミスだよね?」
「そう...っすねぇ...。直せます?」
「作業依頼書を作ってください」

という方もいらっしゃったりする。
誤解を招くといけないので、ここでキッチリお話ししておくが、どちらのSEさんも経験豊富で実力のある方々である。夜中であろうと、飲み会の途中であろうと、夜間バッチが落ちると駆けつけなければならない宿命を背負っており、とても足を向けて寝られましぇんといった感じ。

開発SEさんもいろんな方がいらっしゃる。
すっごく細かく質問されてくる方、こちらの業務の内容から絞り込んで質問されてくる方、システムの1箇所だけを見て質問されてくる方、ホントに様々。

だけど、楽しかったなぁ...。
忙しかったけど、ワイワイガヤガヤといいながら、ものを作り上げていくって楽しいなぁと思った。自分が書いたシステムの画面が、実装されているのを見たときには、本当に感動したぁ...。
ただ、納入期限が近づいてくると、だんだんピリピリムードが高まっていくけどね。

本書は、そのSEさんの本音がのぞける一冊。
失敗談もあれば、営業の方との対立もあり、ユーザーの度重なる仕様変更に泣かされることもあり、本当に大変である。
その1つ1つのエピソードを漫画で紹介して、そのあと反省点や問題の解決策なんかを付け加えていて、とても読みやすく、SEという業種に興味をお持ちの方は、一度読んでみて欲しいなと思う。
現職SEさんからみれば、「こんな甘いものじゃないぜ」ってことになるのかも知れないけれど(苦笑)。

システムって、最初から完璧なものじゃないのだ。
運用もSEさんが引き続き見ていく場合、ユーザーとSEさんとが協力して、より使いやすくするためにはどうしたらよいのかを考えながら、成長させて(育てて)いくものだと私は思う。それだけに、ユーザーとSEさんとの信頼関係は、とても大事なものだ。

現在の私の職場にあるシステムは、今年度でお別れする。
このシステム、もう15年以上稼働していて、あちらこちらに手が入り、もうこれ以上は無理だよ~って言いながら働いてくれている気がする。でも、「なんとかユーザーの希望に応えよう」という歴代のSEさんたちの気持ちがこもっているような気がして、すごく歴史を感じるし、愛着も半端じゃなく強い。

新システムでも、これだけの信頼関係を築けるSEさんたちだといいなぁと思う今日この頃。

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コメント

こんにちわ。(*^_^*)
今日は雨も上がりさわやかです。

SEさんと身近に仕事したことはないですがほんとに大変でしょうね。
PCシステムのことはもちろん、業務のことにも精通する必要があるでしょうからね。
そしてユーザーからは様々な要求、わたしならパンクします(^_^;)
あがさんも相当詳しいのですね。
わたしなんかSEさんと意味のある話をできるかどうか自信ないです(^_^;)
そうした状況でもやはり最後は人間同士の信頼関係、そうなのでしょうね。

投稿: KOZOU | 2009/05/28 13:57

KOZOUさん、こんばんは^^
私もコンピューターには余り詳しくないですよ^^
ただ、好きなだけで♪
SEさんたちと話すことが面白かったです。SEさん同士のやりとりを聞いているだけでも楽しかったなぁ。

システムを使っているから何でも機械的にすればOKってもんじゃないですよね。
プログラムを作っているのも人間、使うのも人間です。
システムが誤った情報を吐き出すこともあります。100%正しい訳ではありません。
なぜならシステムを作っているのも、利用しているのも人間だからです。
作る側、使う側との協力で、システムはよりよいシステムへと育っていく、私はそう思っています。
利益重視のこの社会、この辺の関係がうまくいっていないところもあったりしますね。

投稿: あがさ | 2009/05/28 22:34

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