COURRiER Japon 2010年1月号
★★★★☆
「レビュープラス」より、献本いただきました。
雑誌の書評を書くのは初めて。まずは、どこに的を絞るべきか、それに迷った。
当月号の特集は「新世紀ベルリン」。ベルリンの壁崩壊から20年が立ったのだ。
壁が出来る経緯から崩壊までをたどりつつ、現在のドイツの問題を含め、いろんな立場の方々がそれぞれの想いを述べられている。
中でも、茂木健一郎氏のベルリン現地リポートは興味深かった。
自信のドイツに関わる経験も交えながら、現在のベルリンを語る。非常に身近にベルリンの様子を感じることが出来た。
そして、特集に次ぐ目玉記事としては「私は、本当のアフガンを知らなかった」と題されたNYタイムズ記者の”タリバン拘束記”。
アフガニスタンを取材中にタリバンに身柄を拘束された記者が、自力で脱出を果たし、捕因中の様子を明かした手記が連載されているのである。今回がその1回目らしい。今回の記事ではまだ脱出できない状況であるが、実際に体験した方の手記ということもあり、身に迫る思いで読ませてもらった。
正直言って、私は世界情勢に疎い。学生時代から政治経済は苦手だったのだ。
ベルリンの壁崩壊時代、私は大学1年生か。
テレビで崩壊の様子を見て、「あぁ、壁、崩してるなぁ」くらいの感想しか持たなかった。お恥ずかしい限りである。
本書は、特集以外でも様々な国のニュースを現地メディアの記事で紹介している。今、世界で何が起こっているのか、それがたとえ小さなできごとであったとしても、興味深いものはいくらでもある。
韓国で人気MCが突然クビになったとか、香港では我が子のドラッグ予防に探偵を雇うとか。
世界から観た日本という記事も興味深い。
これから世界情勢を知らずしてものを語ることは出来ない時代が来るのかもしれない。このようなとても有用な雑誌があるということを初めて知った。
是非、今後も続けて読んでいきたいものだと思う。
「COURRiER Japon」に興味を持たれた方は、次のサイトを参照していただきたい。
http://courrier.jp/contents/index.html
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