書籍・雑誌

2009/12/20

COURRiER Japon 2010年1月号

Courrier063s

★★★★☆

レビュープラス」より、献本いただきました。

雑誌の書評を書くのは初めて。まずは、どこに的を絞るべきか、それに迷った。
当月号の特集は「新世紀ベルリン」。ベルリンの壁崩壊から20年が立ったのだ。
壁が出来る経緯から崩壊までをたどりつつ、現在のドイツの問題を含め、いろんな立場の方々がそれぞれの想いを述べられている。
中でも、茂木健一郎氏のベルリン現地リポートは興味深かった。
自信のドイツに関わる経験も交えながら、現在のベルリンを語る。非常に身近にベルリンの様子を感じることが出来た。

そして、特集に次ぐ目玉記事としては「私は、本当のアフガンを知らなかった」と題されたNYタイムズ記者の”タリバン拘束記”。
アフガニスタンを取材中にタリバンに身柄を拘束された記者が、自力で脱出を果たし、捕因中の様子を明かした手記が連載されているのである。今回がその1回目らしい。今回の記事ではまだ脱出できない状況であるが、実際に体験した方の手記ということもあり、身に迫る思いで読ませてもらった。

正直言って、私は世界情勢に疎い。学生時代から政治経済は苦手だったのだ。
ベルリンの壁崩壊時代、私は大学1年生か。
テレビで崩壊の様子を見て、「あぁ、壁、崩してるなぁ」くらいの感想しか持たなかった。お恥ずかしい限りである。
本書は、特集以外でも様々な国のニュースを現地メディアの記事で紹介している。今、世界で何が起こっているのか、それがたとえ小さなできごとであったとしても、興味深いものはいくらでもある。
韓国で人気MCが突然クビになったとか、香港では我が子のドラッグ予防に探偵を雇うとか。

世界から観た日本という記事も興味深い。

これから世界情勢を知らずしてものを語ることは出来ない時代が来るのかもしれない。このようなとても有用な雑誌があるということを初めて知った。
是非、今後も続けて読んでいきたいものだと思う。

「COURRiER Japon」に興味を持たれた方は、次のサイトを参照していただきたい。
http://courrier.jp/contents/index.html

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2009/12/13

クリスティ未発表作品があった!!

昨日、嬉しい知らせがありました!
クリスティの未発表短篇が発見されたそうですね^^

「あがさ」というHNを名乗っているワタクシ、その名の通りアガサ・クリスティの大ファンでございます♪
ポワロものは全て読み尽くしてしまったと思っていましたが、また読めるとは...(感涙)。
ま、2篇とものちの作品に生まれ変わったもののようだけど、楽しみです!

来春、早川書房から発刊。
楽しみに春を待ちましょう^^

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2009/01/28

ほんわか!

ほんわか!本についてわからないこと、ねほりはほり!
著者:北尾トロ
★★★☆☆

キャッチフレーズが「本についてわからないこと、ねほりはほり!」
こりゃ買わなきゃいけないと思うでしょ。一応、趣味は読書ですって言ってるんだから。
さて、開いてみると内容は、本まわりの謎について調べたもののレポート。
第一章「カラダを張って、ねほりはほり!」
その第一弾が、「読書好きはもてるのか?」
「カラダを張って」というとおり、スタッフが出会い系のパーティで本好きをアピールするのだ。そして、お相手の反応を見る...と。
内輪ウケっぽい要素があって、このあたりで「あれ?この本は失敗か...?」と思った。

がしかし、多少我慢をしながら読み進めるに従って、「お、こりゃ面白い」に変わった。
第一章のなかで、読まれた本は、どのような一生をとげるのかについて、本当にねほりはほり体当たりで調査している。古本屋で売ってみたり、はたまたチリ紙交換屋になってみたり。

読みながら、「あぁ、この人は本当に本が好きなんだなぁ」と感じた。本に対する愛情が、本書全体に溢れているのだ。

日本の漫画(ここでなぜ「天才バカボン」「ドラえもん」「いじわるばあさん」を選んだのだろう? 選んで正解!だけれども)を、外国人に読んでもらって、リアクションをチェックし、日本のギャグは世界共通なのだろうかというギモンの答えを探してみたり、はたまた自分がNYに行ってみて、日本でさんざん探したけれどみつからなかった洋書を探してみようとしてみたり。しかもNYに精通している人間が同行している訳ではないのに。まさに珍道中である。

そして、阪神淡路大震災の1年後、「本・読書」についてアンケートを実施。被災者の本に対する考え方で、どれだけの傷を負ったのか、少しだけれども感じることができた。

そんなこんなで、笑いあり、涙ありで、知識欲も満足させられる一冊。
最初の段階で投げ出さなくてよかったなぁとつくづく思う。

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