育児

2009/06/05

びっくり妊娠 なんとか出産

びっくり妊娠 なんとか出産
著者:細川 貂々
★★★☆☆

「ツレがうつになりまして」シリーズの妊娠・出産編。
「ツレうつ」シリーズを全く読まずして、本書を読むとあまり共感できないんじゃないかな。
私は貂々さんの本も、ツレさんの本も読んでいたので、楽しく読ませてもらった。
貂々さん37歳、予定していなかった突然の妊娠に、あたふたする二人の様子がとてもほんわかしていて、笑っちゃう。

本当に初めて体験したことを細かく描かれているので、参考書にもなりそう。
ワタクシ39歳ですが、子供が欲しくなりました^^
もう少し先になるかなぁ...。

とにかく幸せそうな3人家族に乾杯!って感じ♪

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2008/09/08

モンスターマザー

モンスターマザー―世界は「わたし」でまわっている
著者:石川結貴
★★☆☆☆

最近ちまたで話題のモンスター・ペアレント。
いやぁ、いろんな人がいるもんだなと改めて思った。
子供が生まれたら、しばらくの間、当然子供中心の生活にならざるを得ないだろうというのが当たり前だと思ってた。
だけど、そうじゃないお母さんも増えてきているんだね。
自分は自分、子供は子供、親が無くとも子は育つってことか?
「お母さん」だけど、「お母さん」っぽく見られるのはイヤだという女性も増えてるんだって。
「あら、あなた子供がいるようには見えないわ♪ 所帯じみてないし、独身の頃と同じように魅力的な女性なのね。」と思われたいのか。
オンブするお母さんも減ってきてるらしい。
オンブ姿は「女を捨ててる」ように見えると。
でも、子育てもしながら家事もこなしながらだと、どうしてもオンブの方が効率いいんじゃないか?

ま、自分らしさを失わないっていうのは大事かもしれないね。
心のすべてを自分以外に(子供とか夫とか動物とか)傾けてしまうのは、いかがなものかとは思う。
その対象が自分の手から離れると同時に自分自身をも失ってしまいそうだから。
でも、自分の気持ち優先で育児は二の次ってどうなのよ。
逆に、子供一筋!っていうお母さんだってさ、結局は「自分中心」ってことなんだと思うんだよね。
「よいお母さん」である自分のプライドが大切って感じじゃない?

最近の育児書には「頑張りすぎるのもよくないですよ」「ダメなママでもいいじゃない」ってな記事が人気だと。
少し前まで、育児書を読むようなお母さん達は真面目で頑張り屋さんな女性が多かったそう。
今は読者層が変わってきているんだって。
「手抜きテクニック」が大人気。
「無理しなくていいんですよ」なんて言われなくても無理なんてしないわって感じなのね。
離乳食だってオムツだって、既成の便利なグッズが溢れてるんだもの。
頑張らなくても何とかなっちゃったりするのかな。

この本に出てくるお母さん達は、私の想像するお母さんとは全然違う行動ばかりとってる。
テレビのワイドショーなんかで取り上げられるモンスターマザー(モンスターペアレント)も、びっくりするような行動をとってる。
でも、私の周りのお母さん達は、至って「普通」な気がする。
時々、スーパーや映画館などの公的な場所で、騒いでる子供を叱れない(叱らない?)親に「何とかしろよ!」って思うことはあるけど。

今でも昔ながらのお母さんも、多いと思うんだよね。
私が住んでいる場所が都会ではないからそう感じるのかな?
ちなみに居住地は沖縄。
私自身には子供がいないけれど、お母さんになった知人の話を聞いてみても、それほどブッ飛んだ話は聞かない。
この本に出てくるような、そしてマスコミに取り上げられるような、ちょっとどころか180度くらい首をかしげたくなるようなお父さん・お母さんって、本当はどのくらいいるんだろう。
少なくても私の周りにはいないように見えるし、一部の人たちだけだと信じたい。

そういえば、時々近所の子供達が外で一緒に遊んでいるのを見かけるんだけど、みんな手には携帯型ゲーム機を持ってるんだよね。
せっかく外に出てみんなで集まっているのに、輪になって手元のゲーム機だけを見ている集団。
とても違和感を感じる。

親と同じく、子供も変化しているのかな。
これも時代の変化・進化だと肯定的にとらえるべきか、それとも昔はよかった的に嘆くべきか。
子育てって難しいね。

でもね、どんな育て方をするにせよ「子供の生命・人権を守る」ってことだけは大切にしてほしい。
これはいつの時代でも関係ないことだ。
少しくらい手を抜いたっていい、甘やかしてもいい。
だけど、子供だって人間。
言葉を解せない赤ちゃんだって感情はあるんだ。
おなかの中に宿ったそのときから、それは「生命」になる。
自分の意志に反して宿ってしまった「生命」もあるだろう。
やむを得ず葬ってしまわなければならない「生命」もあるだろう。
だけど、「生命」は「生命」。
理由があってこの世に送り出せなかったとしても、それに対する心の痛みを感じない人たちを増やしてはいけない。
女性は身体の痛みと一緒に心の痛みも感じるだろうと思う。
男性だって、それと同様の痛みを持ってほしい。
快楽だけを求めていたずらに「生命」を生み出してしまうかもしれないことは、するべきではない。
大事な生命を宿す行為。
なのに、ところかまわず、だれかれかまわず、強制的に女性を犯すレイプ犯は即死刑でもよい。
その行為自体「生命」を軽んじている証拠なのだから。
それ以上に女性の人権をも無視しているのだが。

子育てとはそれほど関係ないかもしれないけれど、そんないろんなことを考えさせられる一冊だった。

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