相棒 Season1第3話「亀山薫の憂鬱な日々」
相棒season1(朝日文庫)
相棒 スリム版 シーズン1 DVDセット
脚本:輿水泰弘ほか
ノベライズ:碇卯人
★★★☆☆
特命係の2人は、手分けして大量の下着を持ち主の女性宅へ配って歩いていた。逮捕された下着泥棒の供述の裏付けである。しかし、盗んだ先を一軒一軒覚えているとは素晴らしい記憶力だ。
亀山はうんざりしていたが、右京も同じように女性ものの下着を手に女性の前で同じことをしているのだと思うと、可笑しさに気が紛れた。
それまで胡散臭がられながらも順調に返却してきたのに、最後の1枚になって「私のではありません!」と受け取りを拒否されてしまい、その1枚を手に、とぼとぼと署に戻ったのだ。
それが、ある警察署の上部をも揺るがす大事件(殺人事件と言ってもよい)に繋がるとは、亀山にもさすがの右京にも想像できなかっただろう。
上層部はトカゲの尻尾切りですまそうとする。
そんなんだから、組織は腐っていく。
明らかにしても誰も救われない。しかし明らかにしてしまえば皆が傷つく。それでも真実は真実として受け止めなければならない。それが右京の変わらぬ姿勢だ。
そんな右京に、まだ少し違和感を覚えてしまう亀山。
頑張れ!
それじゃ、立派な「相棒」になれないぞ!
この第3話にはもう一つ事件が。
麻薬取り締まりのお手伝いをしていた。
さぁ、今だ!捕まえるぞというときに捜査1課に乗り込まれた。なんでも近くで殺人事件が起きたらしい。
おかげで麻薬の売人が逃げてしまった。
捜査1課を恨めしそうに見ながら、逃げた売人を追う捜査2課。その中には亀山と右京もいた。
しかし、右京は急ぐことなく、近くの寄席で落語を観ようと言い出す。亀山にはその意図がわからない。
あとで聞いてなるほどと頷くことになるのだが、相変わらず右京の思考回路はどれだけの早さで動いているのだか不思議である。
しかし、ここから殺人事件解決の紐が解けていくとは...。
1話で2つの事件。
ちょっとお得感のある第3話だった。
(ドラマでは、2話になるものが1つにまとめられています。)
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